Coffee Communication Story.

マツモトコーヒー

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活動報告 商品のお知らせ、渡航記、生産者など、コーヒーと人をつなげる活動を報告します。

商品のお知らせ、渡航記、生産者など、コーヒーと人をつなげる活動を報告します。

農園・渡航記

キーパーソン

中米帰国後は、全国各地からのご来客、中米、アフリカの買い付けラッシュもあり、あっという間に一週間が過ぎておりました。

はるばる神戸まで足を運んでいただいた皆様へ、この場を借りて御礼申し上げます。

引き続き、多くのお客様へお越しいただける様、スタッフ一同精進して参りますので、よろしくお願いいたします。

 

中米渡航では、1週間で1500kmの凸凹道を陸路で移動するというハードスケジュールではありましたが、トラブルなく無事帰国することができました。

昨年は、往路での機材トラブルによって8時間の機内待機を強いられた後に、真冬時期の深夜に成田空港へ放り出されるというスタートから始まり、トランジットのアメリカで往復とも遅延、現地での移動車が二度故障、事故渋滞に巻き込まれて、1日12時間の車移動などなど、トラブルしかありませんでしたので、今回のミッションは違和感さえ感じました。

このように生産国では、考えられないようなトラブルが日常茶飯事におこりますので、スケジュール通りいけばラッキーだったというような感じです。

でも、トラブルが多ければ多いほど、すべらない話が生まれるのも事実です。

その辺りは、直接お会いした際に小出しにお話しさせていただきたいと思います。

 

さて、タイトルの「キーパーソン」についてですが、マツモトコーヒーは2000年に初めてインドネシアへ訪問したのを機に生産国とのつながりを深めてきました。

現在、取り扱いのスペシャルティコーヒーのほとんどが、マツモトコーヒーオリジナルとして契約したロットを皆様へご紹介させて頂いております。そして、その多くが10年以上継続して契約しているロットです。

農作物であるコーヒーを、しかも特殊な栽培で品質を安定することが非常に難しいスペシャルティコーヒーを継続できているのには、作り手である農園主はもちろんですが、生産国と私たちを繋いでくれる「キーパーソン」の存在が非常に大きいと感じております。

コロンビアのフェリッペ氏に続き、15年に渡り弊社の中米コーヒーをコーディネートしてくれている鍵となる人物をご紹介したいと思います。

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〈Hirotoshi Nakadoi氏〉

 

20歳の時、バックパッカーで世界中を旅し、最後の目的地であったグアテマラに魅了され、

22歳でグアテマラへ移住を決意。

翌年から住友商事グアテマラ事務所に入社し、以降コーヒーの仕事に携わり、今日まで38年間に渡りグアテマラ及び中米諸国のコーヒー生産者と消費国を繋ぐ役割を担う。

弊社とは、15年前に代表の松本と出会い、意気投合して以来、Nakadoi氏が様々な生産者と私たちを繋いでくれました。

「生産者の人柄がコーヒーに現れる」という信念のもとNakadoi氏は品質だけでなく、生産者の人柄や背景、バックボーンも重要視した上で、優良な生産者を我々に紹介してくれています。

サンマルコス ラスローサスデオークランド

アンティグア ラタシータは、2005年にコンタクトが始まり、翌年のミッションで初訪問した際に買い付けたのが始まり。

ウエウエテナンゴ ミラドールセラヘスは、農園主のルディ氏とNakadoi氏がかねてより親交があり、2013年に訪問したのを機にスタートしました。

ホンジュラス ミゲルエンジェルも2015年に訪問し、昨年より新規アイテムとしてご案内させていただいております。

これまで、マツモトコーヒーがグアテマラの生産者たちとつながりを持ち、継続してご案内できているのには、彼の存在があるからです。

現地へ同行していただいた方は、忘れることのない存在になっていることと想像しますが、

お取り扱いいただいている全てのお客様にも、キーパーソンの存在を知ってほしいと思っております。

 

今後も、渡航記を通じて各国にいる信頼の置けるパートナーを紹介してまいります。

引き続き、トップページのフォトギャラリーでは、日替わりで中米の様子をお届けしております。

 

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