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商品のお知らせ、渡航記、生産者など、コーヒーと人をつなげる活動を報告します。
コロンビア
フォトギャラリーで産地の様子をUPさせていただいておりましたが、先週まで約
10日間コロンビア南部の産地を訪問しておりました。
今回の訪問では、ナリーニョ・ウィラ・カウカの3県を周り、これから収穫ピークを迎える前に既存アイテムのプリマヴェーラやヴォルカネスのプロセスの確認と品質管理者とのカッピングの擦り合わせが主な目的でした。
以前にもご紹介させていただきましたが、コロンビアの各アイテムはColors of Natureとの取り組みになります。
http://www.colorsofnature.co/index.html
5年前にColorsofnatureのフェリペ氏を介して、ウィラ・サンアグスティン・アルゼンティーナ村を拠点にコーヒーを生産する家族と出会い、彼らの真摯な取り組みとコーヒーのポテンシャルの高さに魅了され、買付を始めました。
それを機に、北部のセサール(アンデスコンドル)、南部のナリーニョ(ヴォルカネス)カウカと各地域の生産者グループとの取り組みを拡げていきました。
もともとアルゼンティーナ村はサンアグスティン地区の中でも、とくに貧困層が多く、生産者の多くは教育の機会をえられず、麻薬栽培に転換する農家も多くいましたが、フェリペ氏のサポートで生産者の生活環境が改善されています。
彼は、生活環境のアドバンテージによって、コーヒーのポテンシャルを発揮できていない産地のコミュニティを支援し、品質を底上げし、生産者から直接パーチメント、チェリーを買付ています。透明性のある取引の為に自社でドライミルを所有、輸出、輸入まで全て担い、消費国へダイレクトに販売するシステムの為、生産者へ利益の大部分を還元できています。
昨年にはアルゼンティーナにウェットミルとラボを建設。本格的にチェリーの受け入れを開始し、これまで農園毎で任せていたプロセスをウェットミルで一括生産することで、品質の安定と地域全体の底上げを目指しています。
生産者の中には、車購入しサンアグスティンの中心地に移り生活する人も増え、収穫のない時期に収入が確保できるように、塗装会社や魚の養殖の会社を立ち上げた人も出てきました。生産者のモチベーションが以前より格段に上がっているように感じ、コーヒーの品質UP=収入UPに繋がるという認識が生まれ、ラボで検証した精製方法などを積極的に取り入れる動きがあります。
こうした産地の変化を見ると、改めて継続して使い続けてくださるお客様あっての取り組みだと感じております。
さらに品質の高いコーヒーをお届けできるように産地と取り組んで参ります!
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