Coffee Communication Story.

マツモトコーヒー

農園&産地紹介

コロンビアのスペシャルティコーヒー紹介

契約農園
COLOMBIA / Los Volcanes
ロス・ヴォルカネス
栽培エリア●ナリーニョ県/エル タブロン デ ゴメス/ アポンテ 農園名●La Cuevita農園 農園主●Liverdo Martinez氏 農園面積●3Ha以下の40農家 標高●2000m
栽培品種●アラビカ種/カツーラ亜種 コロンビアF6 精製方法●ウォッシュト/ハニー/ナチュラル 
農園地図 map

Los Volcanes

スペイン語で『火山』を意味します。
コロンビア南部、エクアドルに隣接するナリーニョ県は、国内で最も多くの火山を有するエリアで、アンデス山脈が織りなす渓谷と火山地形が唯一無二のテロワールを生み出しています。

火山に囲まれた産地背景から、Los Volcanesと名付けました。

ナリーニョの首都であるパストから北へ約80kmの位置にアポンテという町があります。Volcanesのロットは、アポンテの標高2000mにあるLa Cuevita農園で約40農家から集荷されたチェリーを原料としてロットが生産されています。

1ha以下の零細農家が占める割合の多いナリーニョ県では、安定したロットを供給することが難しい産地であるのに加え、長らく内戦状態が続いていたため、外部からのサポートが困難な状態にありました。2014年にようやく状況が改善され、2016年には、コロンビア国内で政府とゲリラが和解したことで終戦を迎え、小規模生産者への積極的なサポートが可能になりました。

もともとコーヒーのポテンシャルも高いこともあり、品質を細かくチェックし仕分けすることで、年々品質が向上している産地のひとつです。

これまでパーチメントの品質管理を行いロットの選定をしていましたが、2019年からは、現地サプライヤーのColors of Nature社がLa Cuevita農園のオーナーLivardo Martinez氏と共同で精製所を作ったことで、周辺農家からチェリーの状態での買付が可能となり、自社で精製処理をスタートさせました。

これにより、良質な原料を選ぶのではなく、作ることができ、今後さらに品質の向上と安定供給が期待でき、私たちのフィードバックを直接届けることができます。

精製について

ウォッシュト:チェリーで36時間発酵(酸素無し24H酸素有り12H)→水洗→乾燥

産地特性が際立ち、フルボディーでクリーンなマウスフィールが特徴

ハニー:チェリーで24時間発酵(酸素無し)→パルピング→アフリカンベッドで発酵(酸素有り72H)→防水シート上で乾燥(25日間)

甘みと酸味が際立ち、エレガントなカップが特徴

ナチュラル:チェリーで36時間発酵(酸素無し)→アフリカンベッドで5日間発酵→防水シート上で乾燥(35日間)

カカオフルーツ、ワイニー、トロピカルなどのフレーバーが際立ちエキゾチックな味わいで強い甘さが特徴

 

 

契約農園とは
毎年、農園と契約することで、透明性のある取引と継続的な関係を構築。生産者とコミュニケーションを図り、マツモトコーヒーの求める品質を実現したものです。
産地指定とは
現地サプライヤーへ生産エリアを指定し、マツモトコーヒー独自のスペックでオリジナルロットの作成を依頼したものです。

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