Coffee Communication Story.

マツモトコーヒー

農園&産地紹介

エチオピアのスペシャルティコーヒー紹介

産地指定
ETHIOPIA / White Nile Natural
ホワイトナイル2022 Nansebo
栽培エリア●Sidama Zone標高●1,800~2,400m 品種●アラビカ種/在来種 サプライヤー●MOPLACO社Heleanna Georgalis氏 精製方法●ナチュラル 100%天日乾燥(アフリカンベッド使用)
農園地図 map

ECX制度が始まった2008年以降、ECXで取引されるコーヒーはトレーサビリティを失い、生産エリアを特定することが難しくなったのに加え、輸出業者は事前にサンプルを確認することができなくなり、品質が最重要視されるスペシャルティコーヒーの市場にとって大きな変化をもたらしました。

しかし、その後ECX制度は2018年に電子オークションシステムの導入により、事前にロット毎の生産エリア(CWS)、数量、水分値、ECX評価などの情報が得られるようになりました。

これにより、ポテンシャルの高いエリアにフォーカスした原料の調達が可能になりました。

弊社ではECX評価で88点以上Q1規格の原料を指定し、その年で最も品質が良いエリアをMOPLACO社にホワイトナイル(ナチュラル)、ブルーナイル(ウォッシュト)の原料として依頼してきました。

昨年より、輸出業者がECXオークションを介して原料を仕入れるルート以外に、Direct Vertical Intergration(垂直統合)と言われるCWS(精製所)からの直接買付が可能になったことで、輸出業者は精製所指定の原料を調達できるようになり、2022cropは全てそのスキームを利用して原料の選定を行いました。

昨年のホワイトナイルは異なる3エリアのロットをご紹介しましたが、今年はとくに要望の多かった、ベリー、フローラルの印象が強いNanseboエリアのロットを選定しました。

Vertical IntegrationによりMOPLACO社が精製所とダイレクトで繋がることでき、私たちが求める味わいのコーヒーに辿り着くことが可能になりました。

 

 

                サプライヤー

現地クウォリティサプライヤーとして名高いMOPLACO TRADINGをパートナーに選択しホワイトナイルの原料調達を依頼しております。

1972年にハラー地区のDireDawaで創業。首都のアディスアベバを拠点に、イルガチェフェ、ベンサにCWS(精製所)、イルバボルに原生林に囲まれたSheka農園を所有し、栽培から輸出までを同社で行っています。

ブルーナイルの原料はECXのQuality1規格から調達し、数あるロットから最も高品質なロットを更に厳選します。その後ハンドピックを徹底的に行い、欠点豆を限りなくゼロに近づける努力をして最終ロットへと仕上げられます。

生豆は欠点豆がほぼゼロに近い状態まで、仕上がっており、パートナーのMOPLACO社の努力の賜物です。素晴らしいカップクウォリティは、あらゆる焙煎度合で魅力を発揮します!

・Nansebo/West Arsi                                    生産者:MANDAYE GENERAL TRADING                            標高:2000-2300m                                    気温:18-26℃                                      収穫期:10-1月

ナンセボはシダモ地域の西アルーシャ地区にあるエリアで、生産エリアはバレ山脈内のブルガ村に位置します。

バレ山脈の標高2000ー2300mの自然豊かな土地と冷たい山水によってコーヒーが育まれており、グジエリアで最も標高の高いウラガの様な個性の強さを持つ傾向にあります。

ベリー、フローラル、ストーンフルーツを思わす華やかな味わいが特徴です。

 

 

契約農園とは
毎年、農園と契約することで、透明性のある取引と継続的な関係を構築。生産者とコミュニケーションを図り、マツモトコーヒーの求める品質を実現したものです。
産地指定とは
現地サプライヤーへ生産エリアを指定し、マツモトコーヒー独自のスペックでオリジナルロットの作成を依頼したものです。

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