Coffee Communication Story.

マツモトコーヒー

農園&産地紹介

エチオピアのスペシャルティコーヒー紹介

契約農園
ETHIOPIA / GUJI SHAKISO G1 TadeGG 
Tade GG農園 ZERODefect
栽培エリア●グジ・シャキソ 農園主●TasfayeDegaga氏 農園面積●440ha 栽培品種●ウォリチョ、クルミ (約50:50の割合) 標高●1,850~2,200m 認証●RFA(2016年取得)、JAS有機(2010年取得)CAFÉ Practice(2016年取得) 精製方法●ナチュラル 規格●G1ZERODEFECT

2017年に農園主のTesfeyDegaga氏が、消費国からのフィードバックを直接聞くために来日し、国内のロースターを訪問した。その際、多くの顧客からクリーンカップを求める声があり、その要望に応えたるために誕生したのが、ZERO DEFECT(欠点ゼロ)というマイクロロットである。

その工程は、農園内で収穫後(チェリー)、乾燥時(チェリー)、脱穀後(生豆)に選別を行い、輸出前に首都アジスアベバにある自社倉庫へ持ち込んだ後、さらにハンドピックを行う。

チェリー収穫後の生産処理の各工程で入念に選別を行い、限りなく欠点をゼロに仕上げた特別規格である。

農園主の真摯に取り組む姿勢が、カップに表現された素晴らしいロットに仕上がっている。

 

TADE GG農園について

エチオピアの主要産地であるシダモエリアでイルガチェフィに次いで、スペシャルティコーヒーの産地として有名なグジ シャキソ地区。

国内最高峰の標高2,000m、肥沃な火山灰土壌、豊富な雨量に恵まれた栽培環境が、素晴らしい産地特性を生みます。

 

今回ご紹介するロットは、シャキソ地区のTade GG農園より直輸入されたロットです。

 

エチオピアコーヒーの流通は、2008年にECX制度導入されて以降、国の認可がなければ、産地から直接輸出ができず、オークションシステムでの原料調達が主なルートの為、産地を特定することが非常に難しいのが現状です。

 

Tade GG農園のオーナーであるTasfaye氏は、シャキッソの土地が火山灰 質で肥沃なことや、同地域が熱帯雨林であり、雨量が豊富にあることなどから、同農園がコー ヒー栽培に適していることを確信していました。2009年にスペシャルティコーヒーとして初めて 海外に輸出を開始。その後も徐々に栽培面積を拡大し、元農学者という経験を生かし、独自で研究した栽培手法や、コロン ビア等、他マイルドコーヒー生産国の栽培手法等を積極的に取り入れています 。

また、同農園は、豊かではなかったシャキッソに十分な雇用を生み出すことにも成功しました。コー ヒー栽培によって得られる利益は農家や精選施設で働く人々に還元され、多くの住民の生活 を支えています。また、コーヒー栽培によって森林の生態系が保全され、森林と住民の共存を 実現しています。

 

 

契約農園とは
毎年、農園と契約することで、透明性のある取引と継続的な関係を構築。生産者とコミュニケーションを図り、マツモトコーヒーの求める品質を実現したものです。
産地指定とは
現地サプライヤーへ生産エリアを指定し、マツモトコーヒー独自のスペックでオリジナルロットの作成を依頼したものです。

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