コスタリカのスペシャルティコーヒー紹介
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契約農園
COSTARICA / La Rocka Coffee State Tarrazu Costa Rica
La Rocka 農園 - 農園主●Rudy Asofeife,Andres Felipe Ospina 栽培エリア●タラス地区サンパブロ 農園面積●8ha 標高●2100m 品種●ビジャロボス種 精製方法●アナエロビックウォッシュト、レッドハニー、ナチュラル
2020年にコロンビアコーヒーのパートナーであるColors of Nature社がコスタリカでもコーヒー生産をスタートしました。そして、初輸出の3ロットが日本にやってきました。
生産エリアはスペシャルティコーヒーの産地として名高いタラス地区で最も標高の高い2100mのサンパブロというエリアで、アフリカ由来の植物や原生林が森を形成しており、手付かずの自然が数多く残る場所で自然とコーヒーの共生を目指しています。
農園までの道中には10mを超える岩が点在することから、La Rocka(岩)が象徴になり、農園名の由来となっています。
La Rocka農園はRuddyAsofeifa氏とFelipeOspina氏によって運営されており、両者の経験と技術が合わさり高品質なロットの生産を行うことができています。
Rudy氏はCup of Excellenceの入賞実績を持つ生産者であり、息子のR.AlonsoはQグレーダー及びQプロセスの資格を持ち、栽培から品質管理までをファミリーで行うことができ、Felipe氏はQプロセスの講師として生産者育成を行い、自らも生産者としての顔を持ち、毎年素晴らしい品質のコロンビアコーヒーを私たちに届けてくれています。
2020年に初収穫のロットは、ウォッシュト、ハニー、ナチュラルの3つの精製方法に分けて生産を行い、発酵方法は全て嫌気性発酵(アナエロビック)で2回、3回、発酵を経て精製処理しています。
発酵工程
1回目:収穫された完熟チェリーをタンク内で発酵(浸水)
2回目:ウォシュト→パルピング後、タンク内で発酵(水無し)後水洗
ハニー→パルピング後、タンク内で発酵(水無し)後乾燥
ナチュラル→チェリーの状態でタンク内で発酵(水無し)
3回目:ナチュラル→シェード下で好機性発酵→乾燥
乾燥工程
乾燥工程ではシェード付きのアフリカンベッドを使用し、30日間ゆっくりと乾燥させて仕上げています。
風味は、クリーミーな口当たりとソフトな酸、メロンやチェリーのような甘さが特徴のカップに仕上がっています。

- 毎年、農園と契約することで、透明性のある取引と継続的な関係を構築。生産者とコミュニケーションを図り、マツモトコーヒーの求める品質を実現したものです。
- 現地サプライヤーへ生産エリアを指定し、マツモトコーヒー独自のスペックでオリジナルロットの作成を依頼したものです。