Coffee Communication Story.

マツモトコーヒー

農園&産地紹介

ブラジルのスペシャルティコーヒー紹介

契約農園
BRAZIL / VARGEM GRANDE
バルジェン・グランジ
エリア●ミナスジェライス州マタスデミナス 農園主●ジェアレズ・ボナート氏(ボナートファミリー)農園面積●8ha 栽培面積●7ha 栽培品種●アラビカ種/レッドカツアイ亜種 標高●1200m 精製方法●ナチュラル 乾燥方法●アフリカベッドで約3週間かけスロードライ

2015年に、ブラジルの良質なナチュラルコーヒーを求めて、ミナスジェライス州とリオデジャネイロ州の境にあるマタスデナスという地域を訪問しました。

エスピリットサント州と同じく、私たちがイメージするブラジルの景色とは違った険しい山岳地帯で、小規模生産者たちが丁寧に生産するスペシャルティコーヒーに出会った。

ブラジルでは最高峰の標高1200mを越える環境にその農園はあります。

 

バルジェン・グランジ農園

農園主のジュアレズ氏と妻ルジア、息子のアドリアーノの3人が農園を運営しています。元々、ミナス・ジェライス州のチャリ(Chale)にあるコーヒー農園で働いていた一家は、何年もお金を貯め、2008年にこの農園の土地を買うことができました。

コヘーゴ・バルジェン・グランジの土地を買うに至った理由としては、農地が格安だったことで、標高が高く、気候は冷涼で収穫は遅く、これらは当初ネガティブにおもえましたが、実際には高品質コーヒーを作るには本当に価値のある場所であることがわかりました。

農園は、村のなかでも最も標高の高い場所にあり、自然林に囲まれ、雨が多く、自家消費用の果物や野菜を育て、魚の養殖をするのに素晴らしい場所です。

彼らは、手摘みとデヒサデイラ(derriçadeira:日本の草刈り機のような大きさ・形状で、先が熊手のようになっており動力で振動させて、コーヒーの木や枝を揺らすことでチェリーを落とす機械)を使い、収穫したコーヒーチェリーはその日のうちにパティオに持ちこみ乾燥を始めます。農薬は使わず、可能な限り熟したチェリーを摘むようにしています。乾燥においては、パティオは清潔に保たれ、品質悪化を避けるために乾燥中のチェリーの上を歩かないようにしています。乾燥は約20日行われ、天気が良くないとき、雨の時は貯蔵庫にいれて休ませます。標高と水の豊かな周囲の森のため、気候は冷涼です。

ジュアレズ氏は高い価格で取引されるスペシャルティ・コーヒーの生産と高品質のコーヒー生産を向上させることに強い関心を持っており、より良い環境の整備のため、日々農園やミルを改善しつづけています。

契約農園とは
毎年、農園と契約することで、透明性のある取引と継続的な関係を構築。生産者とコミュニケーションを図り、マツモトコーヒーの求める品質を実現したものです。
産地指定とは
現地サプライヤーへ生産エリアを指定し、マツモトコーヒー独自のスペックでオリジナルロットの作成を依頼したものです。

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